recife // Portugal Wine, Organic, Natural | 鹿児島のポルトガルワイン専門ECショップ

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Pirata da Viúva Malvasia 2019

地域:Portugal Lisboa
地区:Sintra, Colares
土壌:粘土石灰質土壌
気候:海風にさらされることが多く、一年を通して温暖な気候の場所。
タイプ:白  容量:750ml   Alc.12.4%  
品種:マルヴァジア・デ・コラレス

醸造・熟成:35%の除梗のち、ステンレスタンクで天然酵母で自然発酵。
古い栗とマホガニーの木の樽で10ヶ月間の熟成。

テイスティング:麦わら色のワイン。ハーブやグレープフルーツを思わせる、
フレッシュな香り。優しい酸味が口に広がり、果実味とミネラルのバランスがとれています。
飲む前に振ってからお飲みください。
適温:10〜12℃

おすすめ料理:脂肪分の多い魚料理、淡白な白身の肉料理
エイジングポテンシャル10年

ADEGA VIÚVA GOMES

ADEGA VIÚVA GOMES(アデガ・ビウバ・ゴメス)は1808年に設立されました。
と、その前に、このワイナリーが位置するコラレスという場所のご説明から…。
コラレスという地域は1908年に定義され区分けされたワイン生産地域です。大西洋に面した崖の上に位置し、海からの砂に直接ブドウの木が植えられている、世界でも類を見ない地域です。

このコラレスが注目されるようになったのは、19世紀末にフィロキセラが発生した時に遡ります。
ヨーロッパ全土に大きな被害を生み出したフィロキセラでしたが、ここコラレスのブドウだけはこの被害を免れた唯一の葡萄の木でした。これは、コラレスの葡萄の根の深さが8mにも及ぶことが関係しています。
ですので、ここの葡萄の木は、アメリカの台木の接木をしておらず、コラレスのワインは汚染されていない古い世界のワインの真の姿を求めるコレクターたちに大切にされているのです。

そんなコラレスに残る最後のクラシックな生産者の一つADEGA VIUVA GOMES。
現在は、4代目と5代目が協力して、伝統的なコラレスのワインを守り続けています。
伝統を重んじる一方で、父と息子は前を向き、創造性を受け入れて新しいワイン造りの道を模索し、探求してきました。彼らが造るPirataシリーズは、これらの新しい道の成果です。

息子であるDiogo Baetaは、添加物や過度な介入をせずに、コラレスの沿岸部のワインの特徴を表現しようとしています。Pirataはリスボン地方のワインですが、ブドウの木はコラレスのブドウの木と同じ地域で栽培されており、気候条件もほぼ同じです

その特殊なテロワールのため、生き生きとした特徴を持ち、海の嵐とシントラの丘陵地帯の影響を受けたこの地域は、温和な地域であり、酸度が高くフレッシュで塩味を含んだワインを生み出します。


Lisboa
lisboa

リスボンの北と西にあるこの大きな沿岸地域は9つの代表的なDOCがあり、南部にはブセラス(Bucelas)、カルカヴェロス(Calcavelos)コラレス(Colares)の伝統ある3つのDOCが集中しています。
大西洋の影響が強く、ミネラルを感じる軽やかなワインが多く生み出されます。ポルトガルの太陽と個性的な品種が組み合わされることで、幅広い種類のワインを生産できます。

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