INVES TINTO 2023

販売価格	4,250円(税込)
数量

生産地域：プラナルト・ミランデス
タイプ：赤
アルコール：12.5%
品種：赤ブドウ60%、白ブドウ40%のフィールドブレンド。

ポルトガル最北東部、プラナルト・ミランデスにあるセンディン周辺の小さな畑。
樹齢80〜100年、標高650メートル、南東向きで主にシスト土壌。部分的に石英を主成分とする花崗岩土壌も存在する。ゴブレ仕立ての非常に古い小区画の畑。高地特有の大きな日較差、少ない降水量、地表レベルでの一定した風の影響あり。
赤品種 60%：ティンタ・ゴルダ、バスタード、モウリスコ他
白品種 40%：ゴウヴェイオ、バスタード・ブランコ、マルヴァジア、ドンゼリーニョ他

Cizeron Wines

Henrique Cizeron(ヘンリケシゼロン)は獣医学を修めた後、ブドウ栽培と醸造学を学ぶために学校に戻り、ワインの世界を巡る旅を始め、様々な緯度の多くのブドウ栽培者と仕事をした。ポルトガルとニュージーランドの間を行き来するようになり、暑い気候と涼しい気候の中でワインを造るという対照的な難しさを知るようになる。
2010年に自身のレーベルのワインを生産し始め、2017年に初リリース。
ヴィーニョ・ヴェルデ地区では、大西洋からわずか 12 km に位置する、あまり知られていないヴィーニョヴェルデアペラシオンの南部にある古い花崗岩土壌のブドウ（晩熟、高い自然酸味とアロマの発達、ポルトガルという暖かい国の中の真の冷涼気候）を、伝統的なペルゴラ(棚仕立て)で植えられ育成した古くて低収量のブドウの木から調達し、セラーでは、樽発酵、熟成に焦点を当てている。
その地域が提供できる要素の複雑さ、すなわち土壌、気候、ブドウ品種、ワイン醸造アプローチを考慮しながら、周縁化されたテロワールの並外れた可能性に期待し、限られた生産量で高品質のワインを生産している。

Planalto Mirandês

ポルトガル北東部、スペイン国境に近いトラズ・オス・モンテス地方。その中でもミランダ・ド・ドウロを中心とした高原地帯「プラナルト・ミランデス」は、まだ広くは知られていないながらも、近年注目を集めつつあるワイン産地です。

“Planalto”とはポルトガル語で「高原」を意味し、その名の通りこの地域は標高700〜800メートルの台地に広がっています。夏は非常に暑く、冬は厳しい寒さ。昼夜の寒暖差が大きく、果実がしっかり熟しながらも、フレッシュな酸を保ったブドウが育ちます。痩せた片麻岩や頁岩、花崗岩の土壌も、ブドウの根を深く伸ばし、ワインにミネラル感を与える重要な要素となっています。

この地域で栽培されているのは、いずれも地元に根差した土着品種。白ではマルヴァジア・フィナやラビガート、コデガ・ド・ラリーニョ。赤ではトリンカデイラ（Tinta Amarela）、バスタルド（仏語ではトゥルソー）、ティンタ・ゴルダ、そしてトウリガ・ナショナルやトウリガ・フランカといったポルトガルを代表する品種が見られます。

ワインは全体に、どこか素朴で親しみやすく、しかし芯に強さと土地の個性を感じさせるスタイル。高地由来のシャープな酸や繊細な果実味、さらにはハーブやミネラルのニュアンスが特徴です。特に冷涼感のある赤ワインや、軽やかで香り高い白ワインにはファンも増えており、ナチュラルワインの世界でもひそかに注目が集まっています。

また、この地域ではポルトガル語とは異なる地域言語「ミランデス語（Mirandês）」が今も話されており、文化的にも独自のアイデンティティが色濃く残っています。ワインだけでなく、土地そのものに物語を感じる、そんな魅力がこの地にはあります。

知名度こそ高くありませんが、それゆえに純粋な土地の魅力がまだ残る場所——プラナルト・ミランデスは、これからのナチュラルワインや土地に根差したワインを探求する上で、見逃せないエリアの一つです。

20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています

INVES TINTO 2023

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