1999年から2016年の間、ロンドンやスペインやポルトガルなどでシェフを務めたvictor claro。料理の腕は素晴らしく、2005年には、ポルトガルワインを語る上で欠かせない人物、ポルトガルのドウロのワイン生産者、ダークニーポートが経営するレストランで料理長を務めます。その際、素晴らしいワインに出会う経験をし、いつしかワインの世界に興味が湧くように。
2008年にアレンテージョのレストランでシェフを務めた時にも様々なワインをテイスティングしましたが、彼は思いました。今まで飲んできたワインとは正反対のワインをつくりたいと。2010年から副業でワインの製造を始めますが、2017年にはシェフを辞め、それまで建築家として活躍していた彼の妻リタと共にワイン造りに専念します。彼らの友人等から話を聞き、素晴らしい畑を手に入れた彼らは現在、海の近くリスボンのカルカヴェロスとアレンテージョの中でも冷涼なポルタレグレに2つの畑を持っています。
素晴らしい食材(ブドウ)が揃えば、あとはシェフ次第。彼の研ぎ澄まされた味覚によって、繊細でいて爽やかな酸味や塩味を感じるフレッシュでクリーンなワインが出来あがります。彼のつくるワインは、低アルコールで、優しい優しいワイン。まさに料理を最大限に引き立てます。
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